2014年8月30日 (土)
宮崎 剛 ソロピアノリサイタル

宮崎 剛コンサート・シリーズ2014 第2回

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   2014年8月30日(土)

いつものことながら、宮崎氏の演奏に先立つ面白い曲解説が演奏自体とともに人気の的なのか、今日も多くの観衆が詰めかけた。

~~~~~~プログラム~~~~~~

リスト: なぐさめ 第3番

リストは女好きで、ついにはロシア女に惚れ、周りの多くから蔑まれる中で味方してくれる人もいた。この「なぐさめ」はその味方してくれる人にあてて書いたとか、ロマンチックな曲。

ショパン: スケルツォ第1番 作品20

ショパンは異国の空で一人、祖国ポーランドを想い、家族を想い、孤独を囲いながら不協和音も混じる当時の前衛音楽をこのように作曲したとか。

ショパン: バラード 第1番 作品23

バラードは文学、中でも詩、その物語風ポエムにインスピレーションを得て、空想の中で「祖国ポーランドよ、強くあれ」と祖国愛を示した曲であるとか。

シューマン: 子供の情景 作品15より「異国から」、「トロイメライ」

シューマンの前に実際に子供がいるわけではない。いるのは彼のハートの中だけ。早く結婚して子供に恵まれたいと夢を描いたものとか。ファンタジイを感じた。

シューマン: アラベスク作品18
アラベスクは、アラビア風の、模様のきれいな、を指す語。ハ長調のこの曲は模様がきれいで、色は白。白といえば花嫁衣裳。早く結婚したいとの願望が秘められているとか。

ショパン: ワルツ 作品69ー1(遺作)

「別れのワルツ」と知られるが、この別れは永遠の別れでなく「じゃ、またね」といって別れるようなもの。(遺作)は概して怪しい。

ショパン: バラード 第4番 作品52

ジョルジュ・サンドという年上の女性を熱烈に愛したが、ついに実らず。ちょっと話は聞き洩らしたが、エレガントでスイート、ドラマチックでもあった。

アンコールとして、いつも観衆から出たその場のリクエスト曲5曲をメドレーにして当意即妙に弾く、この技が大いに観衆に受ける。今日はダンシング・オールナイト、ドビュッシーのアラベスク、ショパンのノクターンなどだった。