2015年9月21日 (月)
宮崎 剛コンサート・シリーズ2015、NO.2、宮崎 剛ピアノリサイタル

すっかりお馴染みになった宮崎 剛のコンサート・シリーズ2015の第2回は宮崎 剛のソロピアノ・リサイタルだった。追っかけ的宮崎ファンが居並ぶ中、解説もなく静かにバッハのフランス組曲BWV.817で始まり、モーツァルトのピアノソナタK.310が続いた。バッハ曲はいささか内省的に聞こえたが宗教的ではなかった。

モーツァルトはきわめて流麗だった。休憩を挟んでプロコフィエフのピアノソナタ第7番作品83(戦争ソナタ)が始まった。宮崎の解説や感想通り、この曲はいささかうるさすぎてこのホールには向かなかったかも知れない。解説によると、この曲は「戦争ソナタ」と言われはするが、直接、戦争とは関係ない。ただ世界大戦中に作曲されただけのことらしい。もう機械文明の響きがした。

さてエンターテイメントの時間がやってきた。ファンからの今日のリクェスト曲は数多く、順番など覚えてられない。リゴレット、花の歌、赤とんぼ、からまつ、スワニー、日本昔話、イパネバ、展覧会の絵、この道、函館の人、ボレロ、最後はシャンソン枯葉。

それに今日は飛び入りで演歌のピアノ。弾くは吉原千景、曲は吉 幾三の「酒よ」。吉原は宮崎を師として精進しているそうだが、その師を「宇宙人」呼ばわりしているらしい。偶々、私の描いた「異星人」を見て、これだと思ったという。

その通り、宮崎の芸当ぶりを見聞きしていると、「異星人」に思えてくる。私たちは日常ごく自然に色んな話をしているが、その際、話したいことをイメージするだけで、自然に口が開き舌が動き声が出る。それと同じで宮崎は弾きたい曲をイメージするだけで、自然に手が動き、指が動いて音が出る、らしい。目は口ほどにものをいうというが、異星人の宮崎は手指が口ほどにものをいうらしい。その異星人のボレロが特によかったし、吉原の「酒よ」がよく、酔ってしまった。IMG_0204宮崎 剛の演奏風景

IMG_0208宮崎 剛と吉原千景

IMG_0209吉原千景の演奏風景

IMG_0213花束をファンからもらった

IMG_0218これが「異星人」

それにしてもを