2015年2月9日 (月)
山本 綾(ヴァイオリン)&宮崎 剛(ピアノ)デュオリサイタル

今日(2/8)は午後2時からSalon Classicで宮崎 剛コンサート・シリーズ2014の第3回目、「山本綾(ヴァイオリン)と宮崎 剛(ピアノ)デュオ・リサイタル」があった。いつもの人気者、宮崎 剛さんがプログラムに先立ち愛の挨拶(エルガー)をし、ヴァレンタインデイより一足早くジュテーム(愛してるよ)(サティ)と囁くとホールは静かになり、いよいよフランス音楽花盛りのプログラムが始まった。

最初の曲はピアノ曲、ドビュッシーの「夢」。幻想的で神秘感漂う音色。あの画家、モネ描く風景の光や空気の音楽版だ。次もピアノ曲。ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。パヴァーヌとは王侯貴族の踊り、まさにラヴェルらしい色彩に溢れた高貴な香のする曲だった。次はヴァイオリンのお出まし。山本綾さんの奏でるサン=サーンスのハバネラだ。ハバネラは西インド諸島の小島、ハイチからキューバにもたらされたキューバの民俗舞踊だ。19世紀末、プロシャとの戦い破れたフランスはドイツとは違うフランス独自の音楽を求めてエキゾチックなスパイスを音楽に加味した。このようなエキゾチックな曲をこんな小さなホールで聴くのは乙なもの。何だか鏡の中を走る朱色の線を見た。

休憩を挟んで、次はフランクの最高傑作と言われるヴァイオリンとピアノのためのソナタの全楽章。大作過ぎてその印象を短い言葉では言いつくせないが、演奏中、私の脳裏を何度かかすめたのは、20世紀前半ピカソやマティスなどとともに活躍した、光を求めてやまない画家デュフィだった。明るい色彩と軽快な筆さばきがどこかヴァイオリンの弓さばきに似ていて印象的だった。

いつものアトラクション、リクェスト曲は1.ハナミズキ 2.そりすべり 3.オーバー・ザ・レインボウ 4.ダンシングクィーン、そしてアンコール曲はチャールダッシュだった。

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