2014年4月15日 (火)
第16回アゼリア音楽会 2014.4.13  14:00開演

2014年4月13日、午後2時からSalon Classicにて第16回アゼリア音楽会が開かれた。

1.竹田景子さんの伴奏で宮崎明子さん(ソプラノ)の歌曲で始まった。曲はトスティの「四月」「薔薇」それに「最後の曲」、次はカタラーニのオペラ「ラ ワリー」より”さようなら、ふるさとの家よ”、團 伊玖磨のオペラ「夕鶴」より”私の大事な与ひょう””さよなら”、最後はレオン・キャバレロのオペラ「道化師」より”鳥の歌”だった。

2.岩本美子さんのピアノでリストの「森のささやき」が演じられた。

3.諌山 智恵さん(ソプラノ)が岩本美子さんの伴奏で中田義直作曲の「六つの子供の歌」を歌った。1)は西条八十の「うばぐるま」、2)小川未明の「烏」、3)竹久夢二の「風の子供」、4)山村暮鳥の「たあんき ぽーんき」、5)野口雨情の「ねむの木」、6)三木露風の「おやすみ」だった。

4.豊田真理さんのフルート、宮脇貴司さんのピアノでジャン=ミシェル・ダマーズの「演奏会用ソナタ」

5.野村昌子さんのピアノで、ラフマニノフの絵画的練習曲Op.33よりNo.2,6,9だった。

 

今日の演奏の中で筆者の印象に残った諌山さんの中田義直の「六つの子供の歌」について感想を述べておきたい。

この曲は1947年に作曲され、作曲家としての中田喜直の名前を不朽にした最初の作品だそうである。いずれの作詞家も明治初期に生まれており、明治、大正の子供の面影を残したメモリーバンクのようだ。現に中田は昭和2年発行の小学生全集(西条八十編・日本童謡集)から詩を取っている。百年ほど前の日本ののんどかな風景を垣間見た気持ちになった。