2014年12月15日 (月)
第20回アゼリア音楽会

今日は寒い中、午後6時からSalon Classicでフェリス女学院大学音楽学部教授の黒川 浩氏を客演にお招きして七人の出演者で開催、音大在校生からベテランの音楽家まで全員がピアノを弾いた。同じスタインウェイのピアノでも紡ぎ出す音は区々、まだ初々しさが残る緊張気味の人から名馬を乗りこなす感の人まで色々だった。そのような中でピアノ美を探った。優美な美から重厚で骨のある美まである。絵画で物の構成や色のコントラストが美を造る上で非常に重要なように、音楽でももっと大きなコントラスト、たとえば、火花が飛ぶような熱いアクセントから音が消え入りそうな無に近いアクセントまでもっと強いコントラストが欲しい。静かに曲後の余韻に浸っている時、拍手が早すぎると思うときもあった。ピアノはヴァイオリンのようなアナログ音と違って、ボン、ボンとなるデジタル音によさがある。そのボンを聴くたび心の扉が開かれ、内面へ内面へと誘われる。黒川教授の解説入りで軽妙に鳴り出す曲の数々、なるほどと合点が行った。

プログラム 窪川綾さんのブラームス:ラプソディーOp.79-1ロ短調、上田友紀子さんのバッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より第22番 変ロ短調BWV891、ベートーヴェン:創作主題による六つの変奏曲 ヘ長調作品34、ドビュッシー:映像第1集より第2曲ラモーを讃えて、メンデルスゾーン:無言歌集より変ホ長調 作品67-1、嬰ヘ短調 作品67-2、シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D958より第2,3,4楽章、野村美香さんのショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58より第1,4楽章、岩本美子さんのリスト:”ため息””ラ・カンパネラ”ラヴェル:”水の戯れ”、松田あゆみさんのショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調Op.53「英雄」、西 恵里夏さんのシューマン:幻想曲Op.17より第1楽章、客演黒川 浩教授のマルチェッロ:アダージオ、スカルラッティ:ソナタ ホ長調、ショパン:雨だれ、シベリウス:もみの木

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