2014年5月26日 (月)
2014.5.24 (土) Joint Recital

場所: 横浜市旭区民文化センター サンハート「音楽ホール」

~~~~~プログラム~~~~~

1.ホルスト:  The Planets  作品32 より「Jupiter」  中島健次郎(ピアノ)

ラフマニノフ:  交響曲第2番ホ短調 作品27より第3楽章 アダージョ

[連弾]  中島健次郎(ピアノ) 久保健俊

2.ブラームス: クラリネット ソナタ 第1番

石田祥子(クラリネット)  横山美里(ピアノ)

3.リスト:  詩的で宗教的な調べ 第7曲「葬送」 (客演) 横山美里(ピアノ)

4.メンデルスゾーン:  ピアノ三重奏曲第1番Op.49.

川上夢呼(ピアノ) 松本裕香(ヴァイオリン)  浜崎佳恵(チェロ)

写真 (34)

一部の印象を述べる。リストの「葬送」には「1849年10月」という副題がついている。当時、ハンガリーで革命があり、祖国のために命を落とした多くの若者に対する追悼の意がこの曲には込められている。なるほど葬送らしく重々しく厳粛に始まった曲だが、進むに連れてテンポが速くなりパワフルでダイナミックな調べに変化した。それが真っ白な蒸気に包まれたような黒い図体、大きな行列に映った。黒の喪服のようでもあり、またシュポシュポと轟音を轟かせて走るSL(蒸気機関車)のようでもあった。

若さが迸るような三人の弾くメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲に感動した。弾いている三人の表情がよい。真剣そのものの中に上半身が、首が鋭く揺れる。フィナーレ近く三楽器が渾然一体となって織り成す、小気味よい軽妙にして軽快な音のシャワー、いやカスケード(小滝)に心が洗われ爽やかなエクスタシーを覚えた。