2018年7月9日 (月)
Duo Recital in summertime

チャス・ウエザービーはいかにもプロのヴァイオリニストでエンターテイナーであった。

プログラム(演奏曲目)を見て、聴き覚えのある曲は「マスネのタイスの瞑想曲」ぐらいで、後は曲名にいくらか見覚えがあっても曲まで脳裡に浮かんでこない。いわんや最初のレスピーギのヴァイオリンソナタなど曲名を見ただけではさっぱり分からない。それだけに好奇心が湧くし、実際に新鮮だった。ひょっとしたら今日の曲はすべて通向きの曲ばかりだったかも知れない。ヴァラエティーに富んでいて同じ弾き手による同じヴァイオリンだが醸す雰囲気はまるで違っていた。それはいわば焼き物の違いといってよかった。有田もあれば久谷もある。萩、備前、織部、美濃、益子が順に並んでいるようなものだった。

プロだけあってピアノ音にかき消されないパワフルな演奏だったし、背を屈伸させての演奏スタイルはそれだけでエンターテイメント性があった。

今回(2018.07.08)、Salon Classicでチャスのコンサートができたのは偶々で、チャスとコロラド大で同僚のディヴィッドがSalon Classicでコンサートをするのに合わせ、イタリアミラノから今朝、伊丹空港入りしたもの。7/10には広島でチャスがコンサートマスターを務めるオーケストラ演奏がある。アーティストも今やワールドトラベラーで休まる暇もない。でも異国の空で軽く一杯やるのも乙なもの。

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