2016年8月13日 (土)
Golden Trio 夢の初競演

JR芦屋駅近くに「サロンclassica」という会員制クラブがあります。われわれのSalonClassicと紛らわしいですが、昨日はそこでコンサートがありました。出演は元眼科医でピアニストに転身したライプチヒからの坪井真理子さん、東京藝大を出て、今、マドリッドの王立歌劇場の専属オーケストラでヴァイオリンを弾いている伊藤真由美さん、それにベルギーから来たブリュッセル王立音楽院准教授のニコラ・デルタイユ(チェロ)の三人でした。

サロンclassicaはビルの3,4階吹き抜けの天井が高く、明るい、広い空間で五十人ほどの聴衆が演奏に聞き惚れていました。曲はいずれもみなに馴染み深い美しきロスマリンやチゴイネルワイゼン、子犬のワルツ、愛の挨拶、夢のあとに、白鳥、最後は三人によるメンデルスゾーン、ピアノ三重奏曲でした。

音楽家という人たちは舞台で演奏を始めると一度に芸術家に変身します。先ほどまで朗らかに談笑していた普通の表情が、演奏に入るやぐっと引き締まり何かに陶酔したような無我の境地に変わります。その変化の妙が私には堪えられません。今日の舞台はとくに赤と青の衣裳がよく映えてチェロの褐色とチェリストの黒とともにルネッサンス期の絵を見る思いがしました。

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