2016年2月12日 (金)
Piano Trio Concert

今日(2/10)は午後7時からSalon Classicでオフィス・ルチェーレ主催の若手実力派3人によるPiano Trio Concertが開かれた。ヴァイオリンの高瀬真由子はロンドン育ち、向こうでヴァイオリンを始め、帰国後、桐朋女子高校、桐朋学園大学で学んだ国際派。チェロの寺田達郎は愛知県岡崎市出身でやはり桐朋学園大学卒。ピアノの大野真由子は東京藝術大学卒。三人とも間違いなく言葉通りの実力派だった。
このホールは大きさから言ってこのピアノ三重奏辺りが一番適しているのかも知れない。三種の楽器が奏でる、違った弦の、違った太さの、違った音色が気持ちよくきれいに調和してホールを埋め尽くし、その音糸に我が身が完全に縛られてしまった。曲はドヴォルザークのピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキー」とメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第2番ハ短調作品66だった。どちらの演奏も甲乙つけがたい素晴らしいものだったが、私の曲の好みからいえば、どちらかというとドヴォルザークだった。この「ドゥムキー」は、ウクライナ起源の憂鬱な叙事的な歌謡バラードを指すようだが、スラヴ的な…愁いを含んだ美しい旋律が全篇に流れジプシー音楽やチェコの民族舞曲に影響された激しいリズムが織り込まれていて、それに酔わされてしまった。
この他ヘンデルのパッサカリアやアンコールではピアソラが弾かれた。

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