2011年3月28日 (月)
The Grand Trio リサイタル

2011年3月28日(月) 14:00        Salon Classic in 芦屋

オープンしたばかりのこの音楽ホールで最初に演奏したのは The Grand Trioだった。言葉どおりGrandな三人はNHK交響楽団、首席チェリストの藤森亮一氏、読売交響楽団のコンサートマスター の小森谷巧氏、それにコンサートピアニストとして最近めきめき売り出し中の横山美里氏だった。まことに名誉なことである。 本日のこの三人によるプログラムはベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 作品97「大公」メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品49

この大曲が花咲くSalon Classicの模様を少し記しておこう。部屋の広さはざっと三十畳、空間美をどこまでも追求した一級建築士の誇りある上品な造り。四面の白壁が上からの間接照明で淡く照り、床は青緑色。舞台と客席の間に段差なく奏者と聴衆が一体となっている。この演奏の素晴らしさをどのように表現したものか。音楽はよく音を紡 ぐという。まさに今日の演奏は機織りよろしく三人が豪華絢爛なゴブラン織り、ペルシャ絨毯、西陣織り、タペストリーを織っている感じがした。 ヴァイオリンを黄色、チェロを青色、ピアノを赤色として、この三原色の音糸が織り成す多様な色彩と模様、それはドラクロワのロマン色濃い渋暗色あるいはルノアールの艶麗で光沢のある大輪の牡丹のようなグラマラスな 模様、それらに私はうっとりしてしまった。余りにも感動感激した私は今日のThe Grand Trioの演奏を30号の油絵にしてサロンに飾ると演奏者に約束してしまった。このホームページのギャラリーにそれを載せた。曲の雰囲気まで出たであろうか。

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 ( 月 ) The Grand Trio リサイタル