2018年4月23日 (月)
The Spring Joint Recital –イヴ・アンリ教授を客演に迎えて

昨日は、算盤の珠とシャボン玉の違いをみるようでした。ソロバンの珠って一つ一つがはっきり区切られていて大きさもみな同じ、光っていても色が同じで重く見えます。一方、シャボン玉って、ぶくぶくと吹き出す泡から、宙に一つ浮く大きな玉まで色々で、虹のように照り輝き、軽く、物語性を帯びています。これは昨日聴いた春のジョイント・リサイタルでの印象です。みなさん立派に演奏されましたが、やはり国際的に聞こえたイヴ・アンリ教授のピアノは違います。これぞまさにピアノ芸術、シャボン玉のようでした。テクニックというより天性の賜でしょう。お能のような静かさとデモ隊でも繰り出したような喧騒さ、そして最後は蝋燭が消え入るように終わりました。拍手よ、ちょっと待って、もっと間をおいてからと叫びたくなりました。

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Salon Classicでの演奏が終わるや、昨夜は芦屋ベイコート倶楽部に急行しました。この2月にオープンした同倶楽部はサロンから車で10分、白亜のビルが夜のしじまに豪華客船のように佇んでいました。アンリ教授も大喜び、和食に白ワインで乾杯。ユーロピアノの白川さんもご一緒でした。アンリ教授は数日前、東京のサントリーホールでコンサートを開いた大物ピアニスト、こんな国際級のピアニストと懇意になれて大満足。ショパンが画家のドラクロワと親しくしたように二回りも違う教授と画家もどきの私が仲良くなりました。教授曰く、この倶楽部からフランスの我が家まで直線距離で1万キロ弱とか、この豪華船の動かぬ航海を楽しみました。

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