2018年4月9日 (月)
The Spring Joint Recital

4/7(夜)の部。

ニコラ・デルタイユが弾くバッハの無伴奏組曲は、この乾いた21世紀にあって18,9世紀型の潤いをくれた。枯れたような湿ったような穏やかで軽快な音質感が嬉しい。

背の高い美女の中原加奈が歌う「さくら横ちょう」は芦屋ではもう一足先に過ぎ去ってしまっていたが、「うぬぼれ鏡」には彼女のきれいな白い歯並びが光っていた。

徳岡あかねとソフィー・アッケルマンのモーツァルトはこのサロンにピタリの優美で流麗な曲、ヴァイオリンとピアノが表になり裏となってわが精神の不純物を洗い流してくれた。

今日のハイライトは霜浦陽子とニコラ・デルタイユの奏でるラフマニノフのチェロソナタ。

二つの楽器が織りなすタペストリーは重厚で大胆ながらもその中に繊細で華麗な模様が描かれていた。それはワリシー・カンディンスキーが描く抽象画そのものだった。

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