2016年8月8日 (月)
The Summer Joint Recital 客演:ベルギーよりのニコラ・デルタイユ

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夜の部(19:00から)

武庫川女子大学で今ピアノを勉強している三年の和才愛佳さんがR。シューマンのアベック変奏曲Op.1を、また同学年の中北真帆里さんがC.シューマンのロベルト・シューマンの主題による変奏曲Op.20を弾いた。一生懸命に弾く姿勢に好感が持てた。これからの逸材である。次は三浦颯太君のピアノ。今はまだ高校生だが幼少の頃から数々の賞を受賞している。名前の颯が示す通り颯爽と弾く。曲はショパンのスケルツォ第3番、バッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻第20番、ショパンの練習曲作品25-8、スクリャービンの練習曲作品42-5.ダイナミックで将来が楽しみな期待の星である。

ニコラ・デルタイユは野村昌子さんのピアノで、エルガーの愛の挨拶、フォーレの夢のあとに、ドヴォルザークのユーモレスク、ラフマニノフのヴォカリーズ、サン=サーンスの白鳥、それにアンコールとして浜辺の歌だった。

チェロの音色ってほんとにいい。ピアノは段々と音が減衰して行くが、チェロは逆にボボボーンと次第に盛り上がって行く。その二つの楽器音の微妙な高低バランスがよい。チェロは非常に繊細だが複雑で音に甘味な厚みがある。倍音が幾重にも重なるからだろうか。それが赤紫色して私の心を打つ。とくにフォーレの「夢のあとに」とサン=サーンスの「白鳥」にそれを感じた。