2015年5月7日 (木)
油絵を描いて過ごしたゴールデンウイーク

ゴールデンウイークも終わりました。毎日が日曜日の私にとってGWが特別の意味を持つことはありませんが、やはり3日の憲法発布記念日だけは今年はいささか意識しました。この歳になると特別行きたいところがあるわけでもなく一週間ほど油絵に凝って過ごしました。それについて少し思いのたけを述べることにします。

ここに二つの写真があります。バラの写真と鉄道の写真です。バラは自宅からSalon Classicに行く途中にある、その名も有名な「ローズハイツ芦屋」のバラです。一方、鉄道の写真はSalon Classicから眺めた阪急、「芦屋川駅」方面の写真です。さて、皆さんはどちらの写真がお好みですか。おそらく八割の人がバラと言われるのではないでしょうか。私は鉄道の方です。絵を描く場合、その対象(モチーフ)が好きなものでないと気が乗りません。一見バラは綺麗ですが、これを私は描く気がしません。描き終わった時の出来栄えも大体見当がついて余り個性的だとはいえないからです。一方、鉄道は、これこそ私が描きたいもの、絶対に描いて見せるぞと情熱が迸る対象です。遠近感、路線の平行美、線路の光、夕焼け空に映えるタテヨコナナメの黒い電線、駅の仄かな明るさ、発車する電車、家路を急ぐ人たち、これこそ「芦屋川駅慕情」だと複雑であればあるほど制作意欲が湧いてきます。こうして選んだモチーフを私が一か月ほど前描き始めたとき、先日来日したチェリストのニコラが写真にしました。この描き上げた(まだ微調整は残っているが)絵を見たら、彼は何というでしょうか。IMG_3436 (2)IMG_2565IMG_3360IMG_3445