2018年3月12日 (月)
私のシンギュラリティー

今日は「やったぁ」と歓声を上げたい日です。52歳から82歳(今月22日が誕生日)までの30年間、毎日欠かさずに聴いてきたアメリカ国内放送の一つ、NPR(National Public Radio)のニュースがやっと今日そのままで理解でき始めたのです。シンギュラリティーというのは、今、流行りの人工知能が人類の知能を超え、世界を変える転換点(技術的特異点)に達したことをいいますが、同じようなことがこの私の脳内で起こったのです。

これからの私の世界は変わって行くと思います。私は英語を母国語とする人たちがどのような感覚あるいは語感で英語を理解しているのか、それが知りたくて、この番組を聴きはじめました。

というのは、普通の日本の英語教育で育った私が、48歳の時、アメリカのハーバードビジネススクールで128人のアメリカの社会人学生に交じって(日本人は私一人)、二週間の英語による夏期講座(情報管理システム)を受けましたが、その英語が全然分からず、英語が得手だったはずの私はその悔しさのあまり日本に帰国するなり英語放送を聴きはじめました。

51歳から61歳の10年間に亘るヒアリング体験については、私の自費出版本「私の英語遍歴」に詳しく書いています。ご興味のある方はTMCJまでお申込みください。定額(2,500円)を1000円でお譲り郵送します。

 

この30年間を振り返ると一つの学習カーブが見えてきました。

それは 100=at3 です。全然何も聴けない状態を0とし、

全面的に理解できる状態を100とします。

aは年齢や前知識の程度による定数

tは時間、月数で算出

 

30年は360か月  つまり 100%=a x360x360 x360

よって  a= 0.000002143

 

例えば、 20年目の時の状態    20年=240か月

0.000002143x240x240x240=29.63%

 

 

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30年も続けられた理由:

スタートして間もなく、次の件を読んだこと

1.アルフレッド・トマティス博士(聴覚心理音声学者)が、母語以外の言語を学習すると、神経組織や筋肉組織が次第にその新しい言語に特有の形をとりはじめる。言語を習得するということは、母語であれ外国語であれ、そのメカニズムは結局のところ同じである。言語の習得が、耳を通して行われることには疑問の余地はない。耳による習得が本質であり、第一義である。言語は聞くこと、それも正しく聞くことによって学習されるのである。

さらに続けて、

聴覚器官も明らかに、練習を重ねることによって最終的に適応していく。しかし、そこまで到達するのにあまりにも時間がかかるので、その前にあきらめてしまうことが多いのだ。ただし、耳がきわめて柔軟であれば、水槽に浸るのにそれほど長い時間をかける必要はない。柔軟な耳はたちまちのうちに新しい言語の周波数に順応し、次々と現われる新しい「音の水槽」に適応していく」と。

そして、

この新しいアプローチは、胎内にいる時期を含めて幼児から九十歳のお年寄りにまで、だれにでも、母語以外の言語を習得する可能性が開かれていることについては、もはや反論、あるいは議論の余地すらない。四十歳を過ぎたらバイリンガルになることは不可能だ、などと昔からいわれてきたが、そのような説は根拠のないものである。

2.毎月一回必ず昨日までとは違う突然変異的な隆起を感じたこと。

月の引力(満月の日か)で、ある日、突然脳内の水分が強く引き上げられ脳内の英語理解神経ルートが広がるためではないかと思っている。

毎月少しずつでも階段的に、そしてどんどん加速度的に上昇して行く実感を感じ、必ずやいつか達成する日がくると強く信じた。

余禄

リスニングだけではない。リーディングも聴くと同じ速度と感覚で理解できてきたこと。英語を英語のまま直にまるで日本語を読むように理解でき始めた。毎日、NPRのテキストを読めるのが嬉しい。

感想

あらためて思うのは音楽と楽譜の関係である。生の音楽を聴かずして楽譜だけを見ても音楽の迫力はない。英語の本格的なリズムを聴かずしてテキストだけで勉強してもそれは本物ではなくて、あくまで“もどき”である。